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マイナス金利の国債ってどうなの?

このように、 市場における国債の価格が高くなり過ぎているのが、国債がマイナス金利という状態 です。 購入時に支払う金額が大きいため、 利子や元本を受け取っても元が取れないという状態 です。 では、このマイナス金利の国債でどのように利益をあげていくのでしょうか。 マイナス金利の国債を購入すると損失が出るというのは、あくまでも償還期限まで保有し続けた場合です。 逆を言えば、 償還期限が来る前に市場に売却してしまえば、必ずしも損失が出るとは限りません 。

マイナス金利政策ってなに?

マイナス金利政策を導入したことにより、 長期国債の金利が下落する という現象が起きました。 これは、短期から中期の国債がマイナス金利となる中、少しでも金利の高い長期国債に需要が向いたことが理由の一つと考えられます。 これによって、通常であれば右肩上がりであるはずのイールドカーブが平らになる、フラット化が進行していきます。 この状態が続くと、長期国債による運用を行っている金融機関の収益を圧迫することになり、実体経済にも悪影響が出ることが懸念されました。 そこで2016年9月に日銀が導入したのが、 「イールドカーブ・コントロール」 と呼ばれるものです。 イールドカーブ・コントロールとは、日銀が長期国債の買い入れを調整することにより、長期金利と短期金利の関係を正常化させようとする政策です。 *5

日銀の「マイナス金利政策」を解除し、金利を引き上げることはできますか?

日銀は、19日まで開いた金融政策決定会合で、「マイナス金利政策」を解除し、金利を引き上げることを決めました。 日銀による利上げはおよそ17年ぶりで、世界的にも異例な対応が続いてきた日本の金融政策は正常化に向けて大きく転換することになります。 日銀の植田総裁の記者会見の詳報はこちらのリンクから。 日銀は、19日までの2日間、金融政策を決める会合を開き、大規模な金融緩和策を変更することを賛成多数で決めました。 具体的には、2016年1月の導入決定以来、大規模な金融緩和策の柱となってきた「マイナス金利政策」を解除します。 その上で、短期金利の操作を主な政策手段とします。

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